ステップカットとは?エメラルド・アッシャー・バゲットの違いと魅力
ステップカットとは、四角形の輪郭の石に側面から見ると階段(ステップ)のように見える面を重ねたカットの総称です
代表的なものにエメラルドカット・アッシャーカット・バゲットカットがあり、きらめきよりも澄んだ透明感と上品な輝きを楽しめるのが特徴です
- ステップカットの基本と主な種類
- エメラルドカットとアッシャーカットの違い
- 透明感と職人の技術が問われる理由

ステップカットの基本
ステップカットの石は、外周が正方形や長方形などの四角形にかたどられ、側面が段々になるようにカットされています
光を細かく散らすブリリアントカットとは異なり広い面で光を返すため、鏡をのぞき込むような奥行きが生まれます
主な種類は次のとおりです
- エメラルドカット:長方形の角を落とした八角形
- アッシャーカット:正方形の角を落とした八角形
- バゲットカット:細長い長方形。メインの石の両脇に添えることが多い形
どのステップカットを選ぶかでジュエリーの印象は変わります
すらりとした縦長のエメラルドカットは指先をすっきりと見せ、端正な正方形のアッシャーカットはクラシックで落ち着いた雰囲気に
バゲットカットは単体よりもメインの石の両脇に添えて、デザインにすっきりとした直線を加える役割を担うことが多い石です
エメラルドカット|ステップカットの代表格
ステップカットの中で最もよく知られているのがエメラルドカットです。天然のエメラルドには内包物が多く、カットの際に欠けやすいという性質があります
そこで破損を防ぐために上部の面を長方形にして角を削って八角形にし、側面を階段状に仕上げる形が生まれました

写真のリングは、中央のエメラルドカットの両脇に細長いバゲットカットの石を添えたデザインです
同じステップカット同士を組み合わせることで直線的で端正な印象になります
エメラルドカットについてはモアサナイトのエメラルドカットの記事でさらに詳しくご紹介しています
アッシャーカット|正方形の対称美
アッシャーカットは、上部の面を正方形にして側面を左右対称のステップ状にカットしたものです
正面から見ると、階段状の面が奥へ吸い込まれていくような独特の模様が浮かび上がります
角を落とした正方形の中に四角い面が幾重にも重なり、窓をのぞき込むような印象を与えます


写真は同じアッシャーカットのラボエメラルドとモアサナイトです。石の色が違っても、カットの形が同じだと光の返し方の特徴がよく分かります
透明感と職人の技術が問われるカット
ステップカットはブリリアントカットのように強くきらめくタイプではありませんが、そのぶん上品で落ち着いた輝きがあります
一方でテーブル面が広く石の内部がよく見えるため、内包物や色味がそのまま表れます
石そのものの質が大切になるのはもちろん、上から見たときに側面のカット面まで見えるので職人の技術力も仕上がりを大きく左右します
石が大きくなるほど内部はよく見えるようになるため、大粒のステップカットを選ぶ際はなおさら透明感に注目してみてください
RADIANNでは石の透明感と色にこだわってモアサナイトを選んでいます。自社製品をカットする職人も、オーナーのAyaの厳しいチェックを受けた方々です
ステップカットのように素材と技術がそのまま表れるカットにこそ、こうしたこだわりを込めています
ほかのカットとの違いはブリリアントカットについての記事やSTONE GUIDEもご覧ください
よくある質問
ステップカットとブリリアントカットの違いは何ですか?
違いは面の形と輝き方です。ブリリアントカットは多くの三角形・ひし形の面で光を細かく散らし、強いきらめきを生みます。ステップカットは階段状の広い面で光を返し、澄んだ奥行きのある輝きを見せます
エメラルドカットとアッシャーカットはどう違いますか?
エメラルドカットとアッシャーカットはどちらも角を落とした八角形のステップカットですが、エメラルドカットは長方形でアッシャーカットは正方形です。すらりとした印象ならエメラルドカット、端正で対称的な印象ならアッシャーカットが向いています
ステップカットはどんなジュエリーに向いていますか?
ステップカットは一粒のリングやピアスやネックレスのほか、両脇にバゲットを添えたリングなど直線的で端正なデザインと相性が良いカットです。落ち着いた輝きなのでお仕事の場面でも取り入れやすいでしょう
ステップカットの石を選ぶときに気をつけることは?
ステップカットは内部が見えやすいカットなので、石の透明感と色、そしてカットの仕上がりを重視してお選びください
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