10金・14金・18金の違いとは|特徴と選び方、18金にこだわる理由
10金・14金・18金の違いは金の含有率です
10金は約41.7%・14金は約58.5%・18金は75%が金で、含有率が高いほど金本来の色味が豊かで変色しにくくなる一方で価格は高くなります
RADIANNではお客様にいつまでも美しい状態で使っていただきたいという想いから18金とプラチナを中心にジュエリーを製作しています。現在は14金でのオーダーも承っています
- 10金・14金・18金の特徴の違い
- 18金ホワイトゴールドとプラチナの選び方
- 地金の厚みで差が出る理由
この記事では10金・14金・18金の特徴の違いに加えて、シルバーとの違いや18金ホワイトゴールドとプラチナの選び方をご紹介します
そしてRADIANNが18金にこだわる理由もお伝えします
10金・14金・18金の特徴の違い
10金・14金・18金はいずれも金にほかの金属(割金)を混ぜて作る合金です。数字は全体を24としたときの金の割合を表しています
一般的に言われている特徴を表にまとめました
| 種類 | 金の含有率 | 主なメリット | 主なデメリット |
|---|---|---|---|
| 10金(K10) | 約41.7% | 価格が手頃 硬く変形しにくい 加工しやすい |
色味が淡く輝きが控えめ 変色しやすい 割金が多いため金属アレルギーの可能性がある |
| 14金(K14) | 約58.5% | 耐久性と色味のバランスがよい 加工しやすい |
18金ほどではないが価格は高め 金属アレルギーの可能性がある |
| 18金(K18) | 75% | 金本来の色味が豊かで高級感がある 変色しにくい カラーの選択肢が豊富 |
価格が高い |
18金は割金の割合が少ないため、10金や14金と比べて金属アレルギーが起こりにくいとされています。ただし体質には個人差があります
素材とアレルギーの関係は金属アレルギーに注意 マテリアル選びのポイントで詳しく解説しています

写真は18金イエローゴールドのボールアームリング(センターのモアサナイト約1.0カラット)です
なぜ10金・14金のジュエリーが増えているのか
最近ジュエリーショップのInstagramなどで10金や14金のジュエリーを目にする機会が本当に増えました
背景にあるのは金価格の高騰です。2000年代の半ばから後半にかけて金の価格が上がりはじめた頃から、少しずつ10金での製作が増えてきたようです
ハイジュエリーブランドの価格改定が続くなか、それ以外のジュエリーブランドでは10金の商品が増えており、お客様からもよくお問い合わせをいただきます
RADIANNの提携先工房のメンバーとも「10金のお店が増えたね」という話になったことがあります
そのときこの道何十年の職人から聞いたのは、14金は価格が手軽と言われることがあるものの実際には18金とそれほど価格が変わらないという話でした
そのため選択肢としては10金か18金のどちらかになるのではないか、というのです
その工房は18金しか作らないという強い志とポリシーを持っており、それはRADIANNのこだわりとも重なるものでした
素材価格の動向はジュエリー素材の高騰が続いていますでもご紹介しています
シルバーと18金の違い:変色とお手入れ
「シルバーがいいですか、18金がいいですか」と聞かれることもあります
以前家具店で椅子を選んだとき、こだわりのある職人は木の選び方から違うと教えていただきました。量産品の寿命が10年ほどなのに対して、良い椅子は20年・30年と使えるそうです
ジュエリーの地金選びもこれと同じだと感じています

写真のようにシルバーはどうしても早く黒ずんでしまいます
丁寧にお手入れしながら使いたいという方もいらっしゃいますが、忙しくてなかなかお手入れできない方も多いはずです
お手入れしていないから今日はアクセサリーなしという選択になってしまうこともあるかもしれません
デザインによっては磨きにくく黒ずんだままになってしまうこともあります
せっかくの美しい石も輝きが損なわれて出番が少なくなってしまうのは、とても悲しいことです
正直に言えば、金価格の高騰を受けてシルバーで製作しようかと社内で議題にあがることもありました
けれどどう考えてもそれではお客様のためにならない。RADIANNで選んでいただいたジュエリーは、いつどんな時も美しい状態で使っていただきたい
それが私たちの結論です
18金ホワイトゴールドとプラチナ、どちらを選ぶか
白い地金を選ぶ場合は「18金ホワイトゴールドとプラチナのどちらがいいですか」というご質問もよくいただきます
18金ホワイトゴールドの特徴
ホワイトゴールドは金をベースにパラジウムや銀などの白い金属を混ぜて作る合金です
ほかの金属を混ぜることで純金よりも強くなり、変質が起こりにくくなります。仕上げにロジウムコーティングを施して明るく白い輝きにしています
温泉に入ったり長く使ったりするうちにコーティングがはがれ、白い輝きが曇って下地の色が見えてくることが稀にあります
その場合も再度ロジウムコーティングをかけることで新品のような輝きに戻すことができます。お手入れについてはアフターケアをご覧ください
プラチナの特徴
プラチナ(白金)はもともと白い色をした金属のため、基本的に変色することはありません
一方で柔らかい素材のため、傷がつきやすく変形しやすい面があります
RADIANNのおすすめは18金ホワイトゴールド
RADIANNとしてどちらがよいかと聞かれた場合は、18金ホワイトゴールドをおすすめしています
理由のひとつは、重量が軽く着けていても気になりにくいことです
そしてホワイトゴールドの方がプラチナよりも明るい白色で、その微妙な色の差が石の輝きを美しく見せてくれます
さらに地金の変形は石が外れる原因にもなるため、それを少しでも避けたいと考えています
白い地金で迷ったら、軽くて明るい白色の18金ホワイトゴールドがおすすめです。コーティングが薄れても再コーティングで輝きを戻せます
18金の色の違い:イエロー・ピンク・ホワイト
18金は金75%に混ぜる割金の種類や配合を変えることで、さまざまな色を表現できます。代表的なのは次の3色です
- イエローゴールド:金本来の温かみのある色。華やかで肌なじみのよい印象です
- ピンクゴールド:銅を多めに配合したやわらかな色。肌を明るく見せ、優しい雰囲気になります
- ホワイトゴールド:白い金属を配合してロジウムコーティングで仕上げた色。石のきらめきがすっきりと引き立ちます
同じデザインでも地金の色によって印象は大きく変わります
お手持ちのジュエリーや時計の色、肌の色合いに合わせて選ぶのがおすすめです
ホワイトゴールドとイエローゴールドを組み合わせたコンビネーションも人気で、ホワイトゴールドとゴールドのコンビネーションジュエリーで詳しくご紹介しています
RADIANNが18金・プラチナにこだわる理由
RADIANNは高級感があり大きな石を楽しめるジュエリーをお届けするというブランドポリシーから、18金とプラチナを中心にお作りしています
企業努力は価格競争ではなく、モアサナイトだからこその高級感に向けたい
そう考えているため以前はシルバー925や14金でのご注文をお受けしていませんでしたが、現在は14金でのオーダーも承っています
本音を言えば、金価格がここまで高騰してしまうことを嘆く気持ちもお客様の気持ちに寄り添いたいという気持ちもあり、葛藤はあります
それでも石の大きさと高級感を大切にするRADIANNにとって、地金は妥協できない部分です
同じ18金でも、地金の厚みで差が出る
注意したいのは、同じ18金でも地金の薄い商品があることです
よく言えば華奢、実際には「ぺらりん」とした作りのものもあり、ここは見落としやすいポイントです
価格の裏側についてはジュエリー裏話 みんな知りたい価格についてでもお話ししています

ジュエリーは地金部分の作りが非常に重要です。洗練されて見えるか、高級感があるように見えるかは地金で決まると言っても過言ではありません
RADIANNは地金の厚みにもこだわっています
箱を開けた瞬間の高揚感は、石だけでなく地金にこそ現れると考えています

写真はヘイロータイプのデザイン(ラウンドブリリアントカット・18金イエローゴールド・センターのモアサナイト約1.0カラット)です

もちろん選択肢はいろいろあり、予算で選ぶことも大切です
自分はどんなものが好きか、どんな人になりたいかを考えながら、ご自身が心から満足できるジュエリーを選んでください
よくある質問
10金・14金・18金で、いちばん長く使いやすいのはどれですか
一般的に金の含有率が高い18金は変色しにくく、長く美しい状態を保ちやすい素材です。10金は硬く変形しにくい一方で変色しやすいとされています
18金ホワイトゴールドは色が変わりますか
18金ホワイトゴールドはロジウムコーティングで白い輝きを出しているため、長く使ううちに色味が変わることがあります。再度コーティングをかければ新品のような輝きに戻せます
金属アレルギーがある場合はどれを選べばよいですか
一般的に割金の割合が少ない18金は、10金や14金に比べてアレルギーが起こりにくいとされています。ただし体質には個人差があるため、気になる方は事前に医療機関でご相談ください
RADIANNで10金やシルバーのジュエリーは作れますか
RADIANNは長く美しく使っていただくことを大切にしているため、18金とプラチナを中心に製作しています。現在は14金でのオーダーも承っています。地金のカラーのご希望は地金のゴールドカラーオーダーについてをご覧ください
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