『ラボグロウン ダイヤモンド』の名称が禁止される?広がる価値観の多様性を学ぼう

先日、フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)が「ラボグロウンダイヤモンド」の名称を表記することを禁止し、「合成ダイヤモンド」のみを認めるというニュースが話題になりました。このニュースをご覧になったお客様から、「ラボグロウンダイヤモンドは良くない物ですか?」という質問を受けました。

ダイヤモンド

 

まずは今回題材にあがったラボグロウンダイヤモンドについてご説明します。

近年、注目を集めているラボグロウン ダイヤモンド。モアサナイトと同様ラボで作られた物になります。
天然ダイヤモンドと見分けがつかないほどの美しさでありながら、環境負荷や採掘問題に配慮したエシカルな選択肢として人気が高まっています。

しかし、"合成石"という点から、「本物ではない」というネガティブなイメージを持つ人も少なくありません。しかし、合成石が劣るものであるとは決して言えません。天然ダイヤモンドと同様に、カットやカラー、クラリティによって美しさは決まります。そして、合成石だからこそ、安定した品質とリーズナブルな価格を実現できるというメリットもあります。

ラボグロウンダイヤモンド

さて 今回のフランス当局の決定は、ラボグロウンダイヤモンドを「合成石」と定義するって話です(「合成石」とは天然と同種の宝石とほとんどあるいは全く同一の化学組織、物理特性、 内部構造を有する種類)

ではなぜこのような話が出てきたのか。

個人の見解としましては ジュエリー業界の価値観の多様性が広がってきているからだと思います。

天然ダイヤモンドは希少性ゆえに価値があるとされています。しかし、価値観が多様化する現代において、希少性以外の価値を求める人も増えています。ラボグロウンダイヤモンドやモアサナイトなどラボなどで作られた合成石は、環境への配慮や倫理的な消費といった、新たな価値観を体現する存在として注目されています。

ラディアン

あとは、合成石に関しても技術躍進により、より綺麗で良質な物が世の中に流通しはじめました。
そのことにより 現在の消費者は選べるのもが増えてきたのだと思います。

小さな天然ダイヤモンドよりも、自分の本当に心ウキウキする物を選ぶ人が増えているのです

 モアサナイト

ラディアンのお客様もモアサナイトが天然石でないことに抵抗を感じられるお客様はほとんどいません。ラディアンが取り扱いピュアモアサナイトの品質の高さ 価格 そしてロマンに魅力を感じて選んでいただくかたがほとんどです。 
ただ天然石にしても合成石にしても粗悪品を扱っている業者がありますのでお気をつけください

消費者の価値観変化は、天然ダイヤモンド業界に大きな影響を与えています。従来のビジネスモデルは通用しなくなってきている、新たな戦略が必要になってきているのだと思います。今回のフランスの一件は天然ダイヤモンド業界が何とかラボグロウンダイヤモンドや合成石と差別化を図ろうとした動きと考えられます

ただ 

25歳以上の1,000人以上のフランス人を対象とした調査では、『フランス人の83%が合成ダイヤモンドの定義を答えることができ、主に人工石として説明できたことが明らかになりました。』とUFBJOPは述べた。「質問を受けた人々の90%は、これらの石が地球から採掘されていないことを理解していた。」と付け加えた
(出典:watch-jewelry-online.com)


ってことですので もう消費者の方は違いを理解し、自分に合ったジュエリーを選べばれていると思います。

 

PHOTON

モアサナイトなどの合成石は、環境負荷や採掘問題に配慮したエシカルな選択肢として、今後も人気が高まっていくと考えられます。消費者は違いを理解した上で自分に合ったジュエリーを選んでいかれると思います。ラディアンでは、お客様の価値観やニーズに合わせて、最適なジュエリーをご提案いたします。

いつでもご相談くださいね

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